「この地下からだったら、城壁をまるごと崩せるな！」
「へい、大将。でも、わしらはどうやって逃げるんで？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゴブリン穴掘り部隊

巻き毛の君よ　カーリー・ロックス
わが妻になってはくれまいか
皿など　こんりんざい洗っちゃいけない
断じて　豚の世話などするなかれ
ただ　クッションの上にこしかけて
ただ　ひとすじの縫い目を縫っては
ただ　飽きる食べていてほしい
苺に砂糖にクリームを



Curly locks,Curly locks
wilt thou be mine?
Thou shalt not wash dishes
Nor yet feed the swine;
But sit on a cushion
And sew a fine seam,
And feed upon strawberries,
Sugar and cream.


　河田ヒロ　画/訳
　　　　　　　　『マザー・グースの贈りもの　お砂糖とスパイス』

"I'll be here ...."

                   "Why...?"

       "I'll be  "Waithing" ...here..."

   "For What?"

   "I'll be waithing...for you ...so..."

               "If you come here..."

       "You'll find me."




              ""I promise.""




                           form  final fantasy Ⅷ  opening

ちらりちらりと降る雪さえも　
　　　　　　　　　　　積もりつもりて深くなる


　　　　　　　　　　　古典都々逸　詠み人知らず

Ach,Dummheit.
Es gibt so viele verschiedene
Arten von Dummheit,und die Gescheitheit 
ist nicht die beste davon.

            　　　　　T.Mann,Der Zauberberg




ああ、馬鹿ですか。
馬鹿にもさまざまな種類の馬鹿があって、
利口なものも馬鹿のうちのあまり感心しない
一種であるようです。

　　　　　　　　　Ｔ．マン　『魔の山』

おお、シェリフよ、彼はペテン師だ
そうだ有名な　ペテン師だ
おお、シェリフよ、彼はペテン師だ
そして私もペテン師だ
彼は君の友達のふりをする
ほんとの善人のふりをする
しかし、諸君御用心
彼は君を豚箱へ放りこむぞ


　　　　　　　　　　　　　　　　出典不明

否、これはこれ仮面にすぎず
誘惑の虚飾にすぎず
妖【まぐは】しき作り笑ひに照り映ゆる
この顔【かんばせ】は。
見よ、見よ、此処に
伴【いつわ】りの顔の後ろにのけ反りて
酷たらしくも痙攣【ひきつ】れる
真の首あり、実の顔あり



　　　　　　　　　　　　ポードレール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『仮面』

主人は好んで病気をして喜んでいるけれど、
死ぬのは大きらいである。
死なない程度において病気という
一種のぜいたくがしていたいのである。




　　　　　　　　　　夏目漱石
　　　　　　　　　　　　　　　　岩波文庫　『吾輩は猫である』　（下）　36

あったかいパン、
あったかい、あったかい、あったかいパン。
一ペンニイで一つ、ニペンニイで二つ、
あったかいパン。
おまえにむすめがないならば、
おまえのむすこにおあげなえ。
一ペンニイで一つ、二ペンニイで二つ、
あったかいパン。


　　　　　　　　　北原白秋
　　　　　　　　　　　　　　　　『まざあ・ぐうす』

日本人には余り馴染みのない習慣かもしれませんが、
自分には気に入った言葉や感銘を受けた言葉をノートに
まとめる癖がありました。
西洋ではこういったものを詞華集【アンソロジー】と
呼称するようです。
このＢＬＯＧでは中学から書き溜めてきたそんなものを
なんとなく書いていこうと思う、特に目的がないものです。
ノートにまとめていると上手く分別できないので
見易くできる、といった私事なメリットはありますが
それがみなさまにどうこうといったことはありません。
森林資源が少しは守られ、いやそんなことはないですね。
すこしばっかり100円均一のメモ帳の減りが遅くなる位か。
人生往々にして自分がどうこうしたで世界は変わらないですよ。
と言う事で教訓にして欲しいとも、生き方の参考になればとも
考えておりません。
むしろ使えない方が楽しい。
脳細胞のニュートロンのシナプス体の無駄遣い万歳。
読んで、鼻で笑われる程度で良いかと。
ですから暇潰し程度に目を通して頂ければと思います。

これはあんまりいらない説明ですが
特殊カテゴリについてです。

[或る日の出来事]
これは実話から抜粋したブラック・ジョーク系です。

[寓話閑話]
bonkuraの脳内会話。
ネガティヴと言うかやっぱりブラック。
小説なんて書ける訳…書いたら痛いんですよ。
たぶん。
駄文。


では長々とお付き合いを有難う御座いました。



追伸

もし難読な語や意がわからない語・記述が
御座いましたらコメントで、どうぞ。
拙いながらも必ず返させて頂きますので
お気軽に使ってやってくださいませ。