名文/名言/名台詞の乱雑抜粋掲載電波系BLOG。
と言うかただ自分の好きな奴を載せてるんです。
気まぐれ気まま気の向くままに。
出典は問わないのです。
あと役に立つとか立たないとかもどうでもいくないですか。
管理者の名前がなんか変わりましたが
同一人物です。
残念ながら。
人間そう変われないもんです。
よろしい方向には。
最近本を読んでいないために更新ペースがノミです。
-cation-
Librisはデスクトップゴーストの一種です。
サプリメントはLibrisにD&Dすることに
よってインストール出来るゴーストです。
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なににましても重要だというものごとは、
なににもまして口に出して言いにくいものだ。
それはまた恥ずかしいことでもある。
なぜならば、ことばというものは、ものごとの重要性を
減少させてしまうからだ――ことばはものごとを縮小させてしまい、
頭の中で考えているときには無限に思えることでも、
いざ口に出してしまうと、実物大の広がりしかなくなってしまう。
だが、本当はそれ以上のものだ。
そうではないだろうか?
なににもまして重要だというものごとは、胸の中に秘密が埋もれている、
その近くに在るものだ。
敵がこっそりと盗みだしたがっている宝のありかを示す目印のように。
もしかすると、自分でもなにを言ったのかわからないままに、
あるいは、ほとんど泣かんばかりに話をしながら、
自分はなぜこんなことを重要だと考えていたのだろうと疑問に思いつつ、
打ち明けてしまうかもしれない。
その結果は、人々の名状しがたい奇妙なまなざし、
という高い代価を払うことにしかなるまい。
それは最悪だとわたしは思う。
秘密というものは、語り手が不足しているからではなく、
聞きとれる耳が不足しているからこそ、
ひめやかに埋もれたままでいるのだ。
わたしが初めて人間の死体を見たのは、やがて十三歳になるという
十二歳のときだった。
一九六〇年代の出来事だ。
はるか昔のことだ・・・・・・わたしにとっては、
それほど長い年月がたったとは思えないときもあるが。
特に、死体の開いた目に雹が降っている夢を見て、
目ざめてしまう夜中などには。
フリー・ライター
ゴードン・ランチャス
『スタンド・バイ・ミー』
スティーヴン・エドヴィン・キング
*新潮文庫
山田順子訳
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