名文/名言/名台詞の乱雑抜粋掲載電波系BLOG。
と言うかただ自分の好きな奴を載せてるんです。
気まぐれ気まま気の向くままに。
出典は問わないのです。
あと役に立つとか立たないとかもどうでもいくないですか。
管理者の名前がなんか変わりましたが
同一人物です。
残念ながら。
人間そう変われないもんです。
よろしい方向には。
最近本を読んでいないために更新ペースがノミです。
-cation-
Librisはデスクトップゴーストの一種です。
サプリメントはLibrisにD&Dすることに
よってインストール出来るゴーストです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
くもりもない澄んだひたいに
ふしぎを夢見るまなざしをした子よ
時はとびすぎ ぼくはきみの倍ほども
生きてしまったけれど かまうものか
きみのかわいい笑顔が歓迎してくれるさ
愛こめて贈るお伽ばなしを
きみのかがやく顔を久しく見ない
銀のすずふる声も久しくきかない
このさききみの青春に ぼくなんぞ
思い出してももらえそうにないけれど――
いまはぼくのお伽ばなしに耳傾けてくれる
それでもう十分じゃないか
あの日 ひとつの物語がはじまったのだ
夏の陽のさんさんとふりそそぐなか――
ぼくたちの漕ぐオールのリズムが
単調な鐘の音さながら時をきざみ――
その音がいまだに頭にこだましている
「わすれろ」と ねたみぶかい歳月はいうけれど
さあ きいておくれ おぞましい声が
つれない知らせをもたらして
気のすすまぬ少女を
いやいやベッドへ追いたてるまでは
ぼくたちだって年くった子供にすぎない
ねるときが近づくとむずかるんだよ
外には霜 目もあけられぬ雪
おどろに荒れ狂うあらし――
内にはあかあかと燃える暖炉
おさない日々のよろこびの巣
魔法のことばにしっかと捉えられて
嵐の咆哮もきみの耳には入らない
〈しあわせな夏の日々〉はやがてすぎ
夏のかがやきは色あせるさだめ――
よしや ためいきの影が ちらちら
物語のなかにほのめいたとしても
ぼくらのお伽ばなしのたのしみに
そんなものが災いひとつもたらせやしない
『鏡の国のアリス』
ルイス・キャロル
新潮文庫
矢田澄子 訳
PR
COMMENT FORM
COMMENT
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ラ・カンパネルラ
カテゴリー
最新コメント
[11/20 Skernedrona]
[11/18 кератиновое восстановление волос]
[11/06 ScancyWrogara]
[10/22 dratienia]
[10/16 kigemorgecoca]
カウンタ
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
bonkura
性別:
非公開
職業:
遊び人→ギャンブラー Lv.59
趣味:
食べたり、飲んだり、歌ったり、どうにも出来ない現状を笑ったり
自己紹介:
うらましげな、あるいはうらめしそうなめでこちらをみている。もくさつしますか?
ブログ内検索
リンク
クリック募金
GAME
blogpet