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名文/名言/名台詞の乱雑抜粋掲載電波系BLOG。 と言うかただ自分の好きな奴を載せてるんです。 気まぐれ気まま気の向くままに。 出典は問わないのです。 あと役に立つとか立たないとかもどうでもいくないですか。 管理者の名前がなんか変わりましたが 同一人物です。 残念ながら。 人間そう変われないもんです。 よろしい方向には。 最近本を読んでいないために更新ペースがノミです。 -cation- Librisはデスクトップゴーストの一種です。 サプリメントはLibrisにD&Dすることに よってインストール出来るゴーストです。
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一日もはやく私は結婚したいのです
結婚さえすれば
私は人一倍生きていたくなるでしょう
かように私は面白い男であると私もおもうのです

面白い男と面白く暮らしたくなって
私をおっとにしたくなって
せんちめんたるになっている女はそこらにいませんか
さっさと来て呉れませんか女よ
見えもしない風を見ているかのように
どの女があなたであるかは知らないが
あなたを
私は待ち侘びているのです



                    山之口貘
                     「求婚の広告」




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1月16日~1月18日は法事がありまして、
実家に帰省するために留守となってしまいます。
後ほどこちらに戻ってきてから訪問致しますので
宜しくお願い致します。




奴隷というものには、
ちょいと気のしれない心理がある。
じぶんはたえず空腹でいて
主人の豪華な献立のじまんをする。

奴隷たちの子孫は代々
背骨がまがってうまれてくる。
やつらはいう。
『四足で生れてもしかたがなかった』

というのもやつらの祖先と神さまとの
約束ごとと神事こんでるからだ。
主人は、神さまの後裔で
奴隷は、狩犬の子や孫なのだ。
だから鎖でつながれても
靴で蹴られても当然なのだ。
口笛をきけば、ころころし
鞭の風には、目をつむって待つ。

どんな性悪でも、飲んべでも
蔭口たたくわるものでも
はらの底では、主人がこわい。
土下座した根性は立ち上がれぬ。

くさった根につく
白い蛆。
倒れるばかりの
大木のしたで。

いまや森のなかを雷鳴が走り
いなずまが沼地をあかるくするとき
『鎖を切るんだ。自由になるんだ』
と叫んでも、
やつらは、浮かない顔でためらって

『御主人のそばをはなれてあすからどうして生きてゆくべ。
  第一、申訳のねえこんだ』

という。

                  

                 金子光晴
                  「奴隷根性の唄」





パスカルは ともに動く深淵を待っていた。
――ああ! すべては深淵――行動も、欲望も、夢も、言葉も!
まっすぐに逆立つ ぼくの髪の毛の上に
いくたびか 恐怖の風が 吹き抜けるのを感じる。



上にも、下にも、いたるところに、深み、砂浜、静寂、
魂をうばうような 恐ろしい空間がある・・・・・・


夜ごとの背景に 神は巧みな指で
さまざまな とぎれることのない
悪夢を描く。



ぼくは眠りが恐ろしい、漠とした恐怖にあふれた
どこに通じるのかわからない、大きな穴が恐れられるように。
どこの窓からも見えるのは ただ無限だけ。


ぼくの精神は、いつも眩暈に襲われ、
虚無の 無感覚をねたんでいる。
――ああ! 数と存在からついに逃げられないとは!


                          ボードレール
                             「深淵」
                              *白凰社
                                佐藤朔訳




べああ、べああ、ブラック・シイプ
おまえはいい毛をおもちだろ。
はい、はい、ふくろに三ふくろござります。
だんなさまに一ふくろ、
おくさまに一ふくろ、
だっけど、そこらの細道で、
べそかくぼっちゃんにゃ、いィやいや。



                北原白秋
                 『まざあ・ぐうす』


そうか、それならマブの女王と一緒に寝たな。
あいつは妖精たちが夢を産むのに手を貸すんだ。
町役人の人差し指に光る
瑪瑙のように小さな姿でやってきて
小人の一団に引かせた馬車に乗り
寝ている人間の鼻先をかすめて通る。
車体は空のハシバミの実。
作る大工はリスか地虫
昔ながらの妖精たちの車作りだ。
車輪の輻は、足長蜘蛛の脛
天蓋はバッタの羽根
引き綱は小さな蜘蛛が繰り出す糸
馬の首輪は濡れた月光
鞭の柄はコオロギの骨、鞭綱は細糸
馭者は灰色の服を着たブヨだ。
ぐずな娘の指にわく
丸い小虫の半分もない。
こんなふうに威儀をただし、女王は夜な夜なお出ましだ。

恋人たちの頭を通り抜ければたちまち恋の夢
宮廷人の膝をかすめればたちまち御辞儀の夢
弁護士の指をかすめればたちまち報酬の夢
ご婦人の唇をかすめればたちまち帰すの夢だ。
ただし息に甘いお菓子の匂いがすると
怒ったマブはその唇をただれさす。

宮廷人の鼻先を駆け抜ければ
口ききを頼んでくる相手をかぎ出す夢をみる。
時には教会税用の豚の尻尾を持ってやってくる。
こいつでもって寝ている牧師の鼻をくすぐると
牧師は寺禄の増える夢を見る。
時には軍人の首すじを通る。
すると、敵兵の首を切る夢
突撃、伏兵、スペイン産の銘剣
底なしの乾杯の夢、とたんに轟く
軍鼓の音に、すわっと目が覚め飛び起きたものの
くわばらくわばらと祈りをとなえ
またぞろぐっすりおやすみだ。
夜中に馬のたてがみを編んだり
不精な娘の髪をもつれさせたり。
ほどけたら不幸の印、そんなマブの女王の仕業だ。
仰向けに寝ている娘を押さえつけ
早々と重みに耐える稽古をさせて
男に都合のいい女を作りあげるのも
あのばあさんだ。
それに―――



                   マキューシオ
                      『ロミオとジュリエット』
                        ウィリアム・シェイクスピア
                           *ちくま文庫
                              松岡和子訳




世界が私を愛してくれるので
(むごい仕方でまた時にやさしい仕方で)
私はいつまでも孤(ひと)りでいられる


私に始めてひとりのひとが与えられた時にも
私はただ世界の物音ばかりを聴いていた
私には単純な悲しみと喜びだけが明らかだ


私はいつも世界のものだから


空に樹にひとに
私は自らを投げかける
やがて世界の豊かさそのものとなるために


・・・・・・私はひとを呼ぶ
すると世界がふり向く
そして私がいなくなる



                 谷川俊太郎
                  (世界が私を愛してくれるので)
                    *国語の資料集に載っていた



 
               


ひどく窮乏に悩まされ、乞食のやうな生涯を終つた男が、
熱心に或る神を進行し、最後迄も疑はず、その全能を信じていた。

「あなたもまた、この神様を信仰なさい。
  疑ひもなく、屹度、御利益がありますから」

臨終の床でも、彼は逢ふ人毎にそれを説いた。
だが人々は可笑しく思ひ、彼の言ふことを信じなかつた。
なぜと言つて、神がもし本当の全能なら、
この不幸な貧しい男を、生涯の乞食にはしなかつたらう。
信仰の御利益は、もつと早く、すくなくとも彼が死なない前に、
多少の安楽な生活を恵んだだらう。

「乞食もまだ神の恩恵を信ずるか!」

さう言つて人々は哄笑した。
しかしその貧しい男は、手を振つて答弁し、
神のあらたかな御利益につき、熱心になつて実証した。
例へば彼は、今日一日の仕事を得るべく、
天が雨を降らさぬやうに、時々その神に向つて祈願した。
或はまた金十銭の飯を食ふべく、
それだけの収入が有り得るやうに、彼の善き神に向つて哀願した。
そしてまた、時に合宿所の割寝床で、彼が温かき夜具の方へ、
順番を好都合にしてもらへることを、密かにその神へ嘆願した。
そしてこれ等の祈願は、概ねの場合に於て、
神の聴き入れるところとなつた。
いつでも彼は、それの信仰のために恵まれて居り、
神の御利益から幸福だつた。
もちろんその貧しい男は、より以上に「全能なもの」を考へ得ず、
想像することもなかつた。

人生について知られるのは、全能の神が一人でなく、
到るところにあることである。
それらの多くの神々たちは、野道の寂しい辻のほとりや、
田舎の小さな森の影や、景色の荒寥とした山の上や、
或は裏街の入り込んでゐる、貧乏な長屋の露路に祀られて居り、
人間ども佗しげな世界の中で、しづかに情趣深く生活して居る。





                         荻原朔太郎
                          「散文詩」抄
                              神々の生活





大きいもの、固いもの、雄雄しいもの
それは立波ジョージの“ビックマグナム“である
立波の弾丸とカズマの拳の衝突と衝撃が
ロストグラウンドを大きく震わす
二人が男の太さを競う

                                           ナレーション  
                                                『スクライド』
                    第三話次回予告




あなたのアップキープの開始時に、
あなたは「ああ! ハンス、逃げて!」と言って、
クリーチャー・カードのカード名を1つ指定してもよい。
そうした場合、あなたのライブラリーから
指定したカード1枚を探してそれを場に出し、
その後あなたのライブラリーを切り直す。
そのクリーチャーは速攻を持つ。
ターン終了時に、それをゲームから取り除く。


                                               ああ!ハンス、逃げて!



 


ニューヨーク州の悪名高いシンシン刑務所では、
週一回健康テストがおこなわれる。
囚人はそれぞれ独房の前に立ち、通りかかった医師から
簡単な質問を受ける決まりだ。

「体温は?」
「正常です」
「睡眠は?」
「良好です」
「椅子は?」
「ふかふかです」

つぎ。

「体温は?」
「正常です」
「なかなか寝つかれません」
「椅子は?」
「堅くて慣れません」

つぎ。

「体温は?」
「すこし上がりました」
「睡眠は?」
「安眠できません」
「椅子は?」
「電気です」


           ドイツの英米風ジョーク
            『ドイツ人のバカ笑い―ジョークでたどる現代史』
                                    西川賢一訳




われら役者は影法師、
皆様方のお目がもし
お気に召さずばただ夢を
見たと思ってお許しを。
つたない芝居でありますが、
夢にすぎないものですが、
皆様方が大目に見、
おとがめなくば身のはげみ。
私パックは正直者、
さいわいにして皆様の
お叱りなくば私も
はげみますゆえ、皆様も
見ていてやってくださいまし。
それでは、おやすみなさいまし。
皆様、お手を願います、
パックがお礼を申します。

 
              パック
               『真夏の世の夢』
                   ウィリアム・シェイクスピア





「腎臓ってよォ、二つもあんの。なんか邪魔じゃない?」
「売らんぞォォ!!何恐ろしー事考えてんだ!!」


坂田 銀時
志村 新八
     銀魂 一巻 
         第二訓~ペットは飼主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう~


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